地元の木でホンモノの木の家をつくる 岡松建築工房  心地よい住まいづくりをお手伝い  薪ストーブで暮らしをリフォーム KIiyohiro Stove Plans Hamamatsu

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無垢の木の家で暮らそう!

無垢の木は家族にやさしい

私の自宅は築30年の家をリフォームする際、床や壁・天井など、内外装の仕上げに地元・天竜の杉や桧を使いました。その家に日々暮らして感じることは、

[check] 木はあたたかく、やわらかい(やさしさ)

樹種にもよりますが、杉の床は程よくやわらかく、あたたかい。冬でもスリッパはいらないし、梅雨時でもさらりとして足触りが良いです。

[check] 木目を見るとホッとする(なごみ)

十人十色といいますが、木も1枚1枚個性があります。色が違ったり、節があったり、木目も様々。そんな素朴な風合いの木々に囲まれていると不思議と落ち着きます。木は瞳にもやさしく、その香りで安らぎを与えてくれます。

[check] 年月と共に味わいが増す(風合い)

ホンモノの木は、時が経つと色合いが変わり、住まいに馴染んできます。床などはキズや汚れもついてしまうでしょう。それも全て家族が歩んできた時間の記憶を刻んでいるのです。それは他の建材では味わえないホンモノの木が持つ魅力です。

居心地の良いホンモノの木の家で暮らすことをおすすめします!


本物の木ってどんな木?

[check]本物の木と木に見える材料

杉無垢床板

無垢の木です。本物の木はあたりまえですが、中までしっかりとした木です。
木は床板や柱・梁に加工されてからも湿気を吸ったり吐いたり。この性質
おだやかに室内環境を心地よくしてくれます。


画像の説明

集成材や積層材という木材です。小さな木材をつなぎ合わせた材料です。
無垢材に近く、十分に木の風合いがあります。


画像の説明

合板フローリングです。床材としては最も一般的な材料です。多くは下地となる合板の
表面に、紙のように薄くスライスした木(化粧単板)を張り付けたものです。
比較的安価で施工性が良いが無垢の木のような風合いはありません。


画像の説明

最近増えてきたMDF(中密度繊維板)などを基材とした材料。フローリングや建具などの
既成建材の多くがこのタイプです。MDFは廃木材からつくられるリサイクル素材でエコ素材でもあります。表面は木目を印刷した化粧シートなどです。つまり、木ではないのです。

木は生きている

[check]無垢材の短所?長所?

梁

木は伐採されて製材し、構造材や床材、壁材に加工されても、材の乾燥や空気中の湿度・温度によって変化します。縮んだり、反ったり、時には割れたり。
なぜなら木は製品となってからも空気中の水分を吸ったり出したりするから。湿度の高い梅雨時は湿気を吸ってふくらみ、乾燥する冬場は水分を放出して縮みます。室内の湿度の調整をしてくれているんですね。この吸放湿をするという性質は、おだやかに心地よい室内環境をつくる無垢材の良さのひとつです。
梅雨時も木の表面はさらりとしています。乾燥する冬場は床板が縮んで隙間が大きくなり、ほこりが溜まってしまったりします。でも、春になると少しずつ隙間が閉じていきます。無垢材の季節による変化は、欠点といえば欠点かもしれません。でも、その変化を見るたび「この木は生きて呼吸をしているんだ」と感じます。

地元・天竜の木を使おう!

天竜の山には、北遠の気候風土に育まれた良質な杉や桧材が豊富にあります。
天竜の杉・桧材は、柱・梁などの構造材をはじめ、床や壁、天井などの仕上げ材、外壁の仕上げなど、住まいのあらゆる部分に使えます。

[check]地元の木を使うことで

  • 外国産材のように輸送にたくさんのエネルギーを使いません。
  • 地元の林業、製材業が活性化します。
  • 林業が活性化すれば、人工林への手入れが行き届き、下草が育ち、自然豊かな山となります。
  • 自然豊かな山となれば、その栄養分は川や海までも豊かにします。
  • 山の幸も海の幸も豊かになります。
    …何か、風が吹けば桶屋が儲かるみたいな話ですが、山の自然が豊かになると有形無形、様々な恵みがあることでしょう。

日々の仕事を通じて天竜材を使い、微力ではありますが、地域に貢献していきたいと思います。
でも、地元材を使う一番の理由は、杉や桧が好きだから!
香りも手触りも良く、工事中も住んでからも心地よい天竜材は、この地で生きる私たちの生活に一番合っていると思えるからです。


無垢の木の塗装

無垢の木の良さを生かすには、塗装をしないのが良いのでしょうが、床やいつも手で触れる場所はさすがに汚れてしまいます。

未晒し蜜蝋ワックス

一般的な塗膜をつくるタイプの塗装は、汚れを付きにくく長持ちするのですが、無垢材の吸放湿(呼吸)を止めてしまい、無垢の木の良さが失われてしまいます。

そこでおすすめするのが、天然素材でつくられた木の呼吸を遮げない自然の塗料です。様々な自然塗料が市販されていますが、私がいつも使うのは、小川耕太郎・百合子社の未晒し蜜蝋ワックスです。この蜜蝋ワックスは、スポンジで誰でも簡単に塗ることが出来ます。杉や桧との相性も良いです。

オスモカラー

テーブルやキッチン・洗面などの水周りには、より耐水性のあるオスモカラーを使っています。杉や桧はもちろん、タモ材などの堅木にも良く合います。

自然塗料は、強い塗膜ではないので定期的なメンテナンスが必要になります。難しい作業ではないので、住まい手自身でメンテすることをおすすめします。住まいにもっと愛着が持てますよ!


ごあいさつ

自分の写真
浜松市の小さな小さな工務店【岡松建築工房】の代表・岡松直樹です。住まいづくりが大好きで、28年この仕事に携っています。
お客様との打ち合わせから、設計・図面作成・お見積もり・現場での大工作業&現場監督と、一人で何役もこなしています。
建築設計事務所で培った経験を生かしたプランを提案し、施工に自ら携ることで、コストとデザインのバランスがとれた住まいをつくることができます。
現場で常に作業しているので、お客様が現場を見て新しいアイデアが浮かんだら可能な限り対応していきますし、終始一貫して私がお客様に寄り添うことで「住まいへの想い」を共有でき、よりよい住まいづくりのお手伝いが出来ると思います。

<自己紹介>
★営業は苦手です。とても口下手です。
★モデルハウス・ショールームはありません。リフォームした築30年の自宅でしたら、ご案内できます。
★常に迅速な対応を心掛けていますが、体はひとつ…。時にはお時間をいただく時もあります。
でも、ひとつひとつの仕事を大切にして、私の手でカタチにしていきます。

浜松工業高校・建築科卒業後、建築設計事務所に勤務し、住宅の設計に携りました。多くの住まいを設計するうち、自分自身の手で住まいを造りたいという思いが強くなりました。8年間勤めた設計事務所を退社し、自らの設計事務所を開設すると共に、大工である父親の元で働き始めました。1996年のことです。それから20年、今に至ります。


岡松建築工房でできること

  • 住まいの新築・増改築
  • 住まいのリフォーム住まいのリノベーション・修理・耐震補強工事
    • 床の張替え
    • クロスの張替え
    • 建具調整
    • ふすま、障子の張替え・修理
    • 畳の表替え、裏返し、新畳への交換
    • アルミサッシ、ガラス交換(ペアガラスへの交換)
    • 電気配線工事(コンセント増設など)
    • 水回り(トイレ・キッチン・浴室・洗面など)の交換・修理・リフォーム
    • 内外装の塗装工事
    • 外装、屋根の修理、葺き替え
    • 左官壁(塗り壁)の塗替え、補修
    • 手すりの取付、段差解消などバリアフリー工事
    • 薪ストーブ施工販売
    • などなど住まいのことならぜひご相談を!
       

住まいの困り事は、なんでもお気軽に岡松建築工房へご相談ください。
信頼できる専門業者さんと共に、より快適な住まいづくりのお手伝いをさせていただきます。

お問い合わせ先:岡松建築工房 TEL&FAX(053)433-5218


住まいには愛着のもてる 家具・建具 をデザインしよう

建材メーカーや住宅設備メーカーのカタログを見ると、たくさんのデザイン・グレードの中からお好みのものを選ぶことが出来ます。それらは機能的で、安定した品質を持っています。
もうひとつの方法として、家具や建具を好みのデザインで制作することも出来ます。
それらはカタログに載っている商品のように機能的ではないかもしれません。
でも、ひとつひとつ大切に手作りされた家具や建具は、きっと愛着を持って使うことが出来ると思います。

自分でデザインした手作り家具や建具で暮らせたら、きっと楽しいですよ。

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